ギャルズパニックS2 タイムアタック攻略
gals panic s2
ギャルズパニックS2/S3攻略のメニュー

 イラスト提供 : bells

あくまでタイムアタック用の攻略ですので、なるべく削ぎ落として簡略にしました(の割りには長いですが・・・)。
各ステージに参考用のムービーを置いてあります。コーデックは全てMPEG4です。
一応、全12面クリアができる程度の人が対象なので、初心者には不親切になっています。
基本的な攻略法やデータは、以下のサイトが充実しており、オススメです。
初心者の方は目を通しておいてください。

RAZさんのページ(仮)内、 ギャルズパニックS2

 



基礎知識

 このゲームには一見してスコア(タイム)ランキング画面がありませんし、ゲーム終了後にもネーム入れなどないようですが・・・

 全12面をノーコンティニューでクリアした場合に限り、タイムが表示される。
 バックアップで残っているタイムを含め、3位以内に入ればネーム入れ画面が出る。


 ゲームスタート時には全8面しかありませんが、ひとつの面を100%クリアする度に1面追加され、 全12面まで増えるようになっています。したがって、タイムアタックをするにしても最低4回は100%クリアをしないとだめなわけです。
 余談ですが、このネーム入れの時にBボタンがあるとカーソルを左に戻せます。取説にもBボタンのことなど書かれていません。 隠し仕様でしょうか(笑)

 デモのタイトルロゴの画面で、レバー上+ボタンを入れ続けると、スコアランキング画面が表示される。

 これをゲーメスト誌ではじめて知った私はこりゃ面白そうだとタイムアタックに目覚め、ハマッたのでした。

 なお、各面でのタイムカウントのスピードは現実の時間のスピードとは違っていて、 1カウントは現実の1秒より長く、だいたい1カウント=1.12秒ほどのようです (標準設定の場合。実は設定で5段階にスピードを変えられる)。 ところがランキングに残るタイムのほうは現実の時間で測っています。 減ったタイムカウントの合計とギャップが生じるのはこういう理由です。

 ボーナスステージでの時間はタイムに計上されません。苦手な人も安心です。
 面セレクト時やクリアデモも関係なく、あくまで各面にかかった時間のみが計上されます(のはずです)。



全面を通しての展望

 このゲームには全部で13人の背景ギャルがいます。が、それと無関係に、 敵キャラの種類は面数で決まります。 3面は細胞核、4面はヘビ、という具合ですね。 そのため、どの面でどの背景ギャルを選ぶと有利か、といったことを考える必要があります。 また、12面クリアまでに4回100%を取らなければならないので、そのことも重要な問題になってきます。
 ゲームスタート時に出てきているのは8面分にあてがわれた8人だけですが、このギャルの種類がランダムです (実は電源投入後n回目のプレイが毎回同じになるのですが、あんまし意味ありません)。 まあなんとかなるとは思うのですが、なんにせよなるべく早いうちに100%を取って新しいギャルを出していかないと あとあと選択肢が狭まって不利になります。しかしあまり100%にこだわって時間をかけすぎてもいけないし・・・と、 あちらが立てばこちらが立たずでして。

 最大のガンなのが、1、2面に限って敵キャラの種類がランダムで出てくるという点です。
 1、2面でヘビさえ出なければ・・・なのですが、 どちらかの面にはまず出るものだと思ってください。両方出ることはありません。 たまにどっちにも出ないラッキーパターンもあります。 スタートボタンにシンクロ連射とか付ければあるいは電パがあるのかもしれませんが、試してません・・・。

 私は以下のようなパターンでやってました。基本的に左のギャルの方が優先度が高くなっています。

1面陸上、テニス、バレーヘビでなければ100%を狙う
2面バレー、テニス、陸上ヘビでなければ100%を狙う
3面サッカー、新体操100%を狙う
4面先生100%を狙う
5面陸上、テニス、バレー100%を狙う
6面弓、天文スクロールキャラならなんでも可
7面記者、ウェイトレス非スクロールキャラを消費
8面陸上、テニス、バレーここで100%を狙うのはかなり追い込まれてる状況。
本当はなんでも可
9面弓、天文スクロールキャラならなんでも可
10面記者、ウェイトレス非スクロールキャラを消費
11面双子攻略法あり
12面チアガール、サッカー最低難度キャラを選ぶ

 もちろん必ずこの通りに行くとは限りませんが、優先順位的にはこんな感じです。
 なんでこうなったかと言うのは、各面のさまざまな要素とトレードオフで決まっていったとしか言い様がないのですが、 まあ各自で考えてみてください。と言うか、まだ甘いかも・・・特に4面はどうしても先生でなくてはアカンのか、 自分でもやや疑問があります。
 忘れていましたが、13人目のギャル「775」は使いません。 ALL100%クリアを狙うなどであれば、11面を置き換えるための利用価値が高いのですが、 タイムアタックにおいては不要です。

 面スタート時、スクロールする背景ギャルだと任意の位置で固定できます。 でもたいがいのギャルは放っておいて、フィールド一番上寄せで始めるのがいいでしょう。 ただし陸上、テニス、チアガールに限っては下のほうで止めたほうが良いです。

 なお、1Pと2Pで自機の攻撃の性質が異なりますが、1P側のほうが有利です。 こちらのほうが攻撃を当てたい時にすぐ当てられるからです。 パワーアップ1段階目でも、自機から出た弾はボスに当たるように飛んで行きます。
 2P側は攻撃が出てからヒットするまでのタイムラグが長いのでだめです。 それどころか、誘導して全弾ヒットするせいですぐボスが発狂してしまいます。どうにもなりません。



ボスの基本的な性質

 敵のボスキャラは3種類あります。便宜的に名前を決めておきます。

 ヘビ:見た通りですねえ。むちゃ厄介な奴です。
 細胞核:大きな球体のまわりをコンペイトウみたいなのが回ってます。
 ギザギザ:小さな球体のまわりをギザギザしたのが回ってます。

 以下のように、基本的な性質は3種とも共通な部分が多いです。

 攻撃などで止まった後、自機のほうに向かって移動する。
 これが最も重要な性質です。
 移動のはじまりはたしかに自機の方向なのですが、特にヘビは大きく曲がってしまいます。
 ギザギザはいったん移動しはじめると後はまっすぐですので、誘導はいちばんラクです。

 ただし自機との距離がある程度以上近い場合、自機の反対のほうに移動する。
 これは自機が陣地にいる時でも、陣地からラインを引いて出ている時でも同じです。 攻撃終了後のボスにラインを引いて接近し反対方向に飛ばすなどのアクロバチックなプレイは知らない人には 無謀な行為に映るようです。

 自機の攻撃を当て過ぎると発狂する。
 とは言えタイムアタックの場合、そんなに当てる時間はないので気にするほどでもないかもしれません。 ただ、ボンバーアイテムは危険です。基本的に取ってはいけないアイテムです。

 ボスの攻撃直前に自機の攻撃を当ててやると、ボスの攻撃をキャンセルさせることができる。
 なかなか使える性質です。これをやるためにパワーアップする必要があると言っても過言ではありません。
 念のため説明しておきますと、自機の攻撃が出るのはパワーアップアイテムを取った時と、 6%以上のシルエット面積を囲んだ時です。

 ヘビの気づきにくいポイントとして、画面端で撥ね返っている最中、胴体部分は画面端に接触していない という点が挙げられます。 この間、自機はラインを引いて画面端を通過できるばかりか、1ドットターンで戻ってくることさえ可能です。 つまり画面端とヘビの胴体とは最低3ドットの隙間ができているものと考えられます。 これはヘビのサイズに関わらず全面で共通ですので、使いこなしましょう。
 ただしヘビのにはモロ激突しますので注意。

 あと、ヘビは自機が陣地から出ると自機のほうに向けて曲がってきます。ヘビの出すザコも同様です。
 細胞核も同様にカーブしてくる性質があります。

 ボスの攻撃には、実用的でない大道芸的な避け方もあります。 攻撃はボス本体の当たり判定から少し離れたところから発射されるため、 その内側だと実は当たらない、ということです。 中でもギザギザの7way攻撃は、うまくいくとそのままボス接触ぎりぎりを回ることでラインを引いて閉じてしまうこともできます。 まあ自機のスピードが速いと難し過ぎですが。

 各面のボスはそれぞれ、上記以外の固有のアルゴリズムも有します。これらはあくまで基本です。



基本的な面クリアの手順

 ギャルズパニックシリーズの中でも非常に高い難度を誇るS2。その原因の多くはボスの攻撃インターバルの短さにあります。 3面以降はこれで良いと思いますが、1、2面はもう少し初心者に遊ばせてやって欲しかったのですが・・・
 もうひとつの高難度化した理由は、古典的な攻略法がより一層通じにくくなったという点です。 このシリーズで面をクリアするまでの手順は大きく二つに分けられると思うのですが・・・

 古典的攻略法:ボスを画面端などに追い込み、ボスのいない残りのスペースをゆっくり埋めていく。
 ボス囲い攻略法:ボスを画面端などに追い込み、そのままボスの周りを囲ってしまう。

 SやS2で古典的攻略法を試すと、ボスがそのうち発狂してレベル3陣地破壊攻撃を出してきます。 恐らく、ボスと自機の距離が一定時間離れているとこのモードに入るのではないかと思います。
 さらにスクロール面においては、ボスをスクロールアウトさせているとワープして脱出してしまいます。
 これらの理由により、古典的攻略法は事実上道を塞がれていると言って過言ではありません。

 ボス囲い攻略法は、タイトーの古き名作「QIX」と異なり 外周が存在しないことから多用されるようになった戦術です。 言わば、自分で外周を作ってしまうわけですね。 ギャルパニもたしか初代は外周があったような記憶がありますが、 ギャルパニII以降はとにかくこれを覚えないとお話になりません。

 クリア優先でオススメなのは、まず画面中央に縦長の仕切り板を作り、 それから横に仕切り板を作って、ボスを画面1/4のスペースに押し込み、 そこから外周を作ってボスを囲んでゆくという方法です。  あるいは、あらかじめコの字状の罠を仕掛けて、そこにボスを誘い込み、 一気に蓋をして終了、という流れで進めていく方法もあります。

 ところがタイムアタックでは、ボス囲い攻略法のうちでもこれらのやり方では時間がかかり過ぎるため、 さらに短縮したやり方をします。 ボスの隙の多い攻撃の前後やその最中に、いきなり一発でラインを引いてボスを囲ってしまうのです。 ボスの運動量の見極め、誘導、停止地点の読み、知識、ひらめき、瞬間的な状況判断、そして度胸が要求されます。
 しかしそれを成功させるためには多くの前準備が必要です。陣地で可能な限り追い込んでいきましょう。
 本当はこの辺こそがこのゲームのキモで、いちばん面白い部分なのですが・・・うまく説明できません。
 おかげでちっとも攻略記事になってないような気もしますね。
 非パターンゲームの醍醐味・・・。




各ステージの攻略

●1面  陸上、テニス、バレー  目標20カウント 100%狙い

 スタート直後、まず1機潰します。これは自機が死ぬことでアイテムを出させ、 早い段階でスピードを上げておくためです。
 面スタート時のアイテム2個と、ミスでさらに2個出ます。スピードアイテム優先で回収します。 1面で最低3速までは上げておきたいところです。
 ボスに体当たりで死ぬのが早くて良いのですが、この時ボスが遠くにいると不運です。ああ、時間が・・・

 以後は全面クリアまでミスしないのが基本ですが、 死んでしまった場合はやはりもう1機余分につぶしてアイテムを出したほうが復活し易いようです。

 ヘビが出た場合、100%はほとんど諦めてください。しかも時間がかかりやすく、宿敵です。 予測できない動き、そして赤ネットにはほとほと悩まされます。
 とにかくクリア優先で。

 細胞核かギザギザが出た場合は、可能な限り100%を狙います。
 1面でこいつらが出た時に共通する性質として、スタート直後に時計回りに動いた後、必ず真左に動きます。 最初だけは自機に向かってこないのです。
 ボスの左側面に向かっていくように死ぬと、ボスは右移動に転じるはずです。
 死ぬ時はなるべく初期陣地の近くで死ぬと、アイテムが近くに出やすいと思います。
 これらを理解して速攻で自機をつぶし、 スピードアップアイテムを回収しながら陣地を形成していきます。

 余裕を見てパワーアップアイテムも回収しましょう。
 まだ自機のスピードが遅いので、ボスの攻撃モーションに合わせてパワーアップアイテムを取り、 それで出た弾を当ててボスの攻撃をキャンセルさせてやる・・・のがなかなか有効です。活用しましょう。

 ヘビ以外で残り160カウントを切ってしまったら、かなりの確率で捨てゲー気配が濃厚に・・・

 参考動画(細胞核) (847KB)
 いつもこれくらいラッキーな配置で始まってくれると助かるのですが・・・。 しかも最初のボス攻撃でいきなりチャンスが巡ってきてしまったため、 まだスピードアップ2個しか取ってないのに思わず囲んでしまいました。 本当は3個は取っておきたいのですが、S2はどの面からでも回収できるので、これもアリでしょう。



●2面  バレー、陸上、テニス  目標20カウント 100%狙い

 ヘビが出た場合はやはり諦めです。
 細胞核かギザギザなら100%を狙います。 今度は最初から自機に向けて移動してきますので、うまくシルエットのない所に誘導したいものです。

 1、2面合わせて50カウント以上かかっていたら捨てゲーです。 全一を狙うなら最低でも45、いや40以内には納めたいですね。 まあ・・・あれですよ、最終的に私の場合、2面までに捨てゲーする確率が9割を超えてたのじゃないですかね。 100円ゲーセンでは到底やる気になれませんでした・・・

 両方の面ともに100%でかつ合計20カウント以内、なんてこともたまにはあります。

 参考動画(ギザギザ) (924KB)
 ヘビが出なくてまたまたラッキー。
 最初に右上に誘導しているところや、ボス攻撃後に陣地の内側(左)へ誘導しているところなどを見てください。



●3面  サッカー、新体操  目標15カウント 理想10カウント 100%狙い

 この面以降はボスの種類が固定になります。

 3面は巨大な細胞核が登場です。
 こいつの特徴はデカイ、動きがトロイということ。
 初期陣地が中央付近、ボスが左のほうに出てくれればラッキーパターンです。
 スタート直後、ボスが止まっているあいだに思いっきりラインを伸ばし、できれば画面左上隅まで、 上へ→左へと四角形の二辺を作るように進みます。 そしてボスが左上隅のほうに誘導されるのを見つつ、初期陣地まで道順を戻ってきます。 この時にできればはみ出そうなシルエットを潰せると良い感じです。
 ボスが攻撃を出しますが、細胞核の攻撃はどれも隙が大きいので、ここまでうまく行けば勝ったも同然です。 攻撃の前後の隙に残りの二辺を囲えば終了〜。

 ラッキーパターンでない場合、無理に100%を狙うと非常に時間がかかります(ボスがデカイ&トロイため)。 ボスの2回目の攻撃でしとめられそうならばまだしもですが、ここは諦めても仕方ありません。 以降の面に賭けましょう。

 参考動画 (831KB)
 上記の攻略通りです。最後にボスを囲むラインを引く前に、念のため小さく撥ね返し用の陣地を作っています。 これをやらないとラインの根元に触れられる危険性があり、生存率に関わってきます。



<ボーナスステージ>



●4面  先生  目標25カウント 理想15カウント 100%狙い

 この面のヘビは変わっていて、自機が陣地から出た途端、カクッと向きを変えてこっちに向かってきます。 しかしこれは非常に誘導し易いということでもあるので、タコツボのような罠を張ります。 ヘビの形からして、細長い形で。背景の数学教師は左上に広いスペースがあるのでここに仕掛けるのが良いでしょう。
 しかし初期陣地が遠かったり、肝心のヘビがいきなり左上に出るとどうにもならないので、諦めるか、 右下のスペースで無理矢理作ることになります。

 スタート直後、タイミングを計ってパワーアップアイテムを取って弾を出し、ボスがザコ×2を出すのをキャンセルさせます。 パワーアップアイテムがなければシルエットを囲みますが、ぎりぎり間に合うかどうか・・・
 その後、急いでコの字型の細長い仕掛けを作って、自機を陣地からチョン、チョンと出してボスを誘い込みます。
 ボスが中に入ったら、また内側のわずかなスペースで自機を何回かチョン出しして仕掛けから出さないようにします。 ついでにボスが何回も曲がって縮こまるのでいい感じです。蓋をすれば終了ですが、次の攻撃を待てばより確実でしょう。

 1、2面でどちらとも100%が取れているとここで4回目となり、以後が楽になるんですけど・・・

 参考動画 (1.08MB)
 ヘビが左上に出てしまったので、止むを得ず右下で罠を作ることに。 その場合このように上に入口を作ったほうが誘い込みやすいと思います。
 最初、ヘビのザコ排出にタイミングを合わせてパワーアップを取り、自機攻撃を当てています。
 ヘビが罠に入った後、一度抜けそうになったところで自機をチョン出しして戻してやり、 ヘビが折り畳んで占有面積が小さくなったところで囲みました。右下は空隙が狭いので必須テクでしょう。
 ここまでストレートに4回100%を取れたので後はクリアしていくだけです。



●5面  陸上、テニス、バレー  目標15カウント 理想10カウント 100%狙い

 5面は細胞核です。
 動きが速く、一度の移動での運動量が大きいのが特徴です。 また、1面と同じく最初は必ず真左に動くのを覚えておいて下さい。
 動きが大きく、攻撃の隙が大きい。というわけでコツとしては、 大まかにシルエット外のところで停止・攻撃にさせることです。罠を張る作戦は奨められません。 陣地でボスを撥ね返し、陸上やテニスの背景なのでとにかく画面両端で奴を止めることを考えましょう。 ボスの周囲を回っている星を広げるなど隙が特大な攻撃を出してくれればライン一発でしとめられることも大アリです。

 目標15カウントですが、100%を取りに行って20カウント程度かかるのは仕方がないかも知れません。 逆にクリアだけで良ければ、うまく速攻をキメたいところです。

 この面までに4回の100%を揃えられるのが望ましい状況です。ここで取れなければ後は8面しかチャンスがありません。

 参考動画 (768KB)
 最初に右に陣地を伸ばしているのは、ボスが左端で撥ねた後この陣地の上まで飛んでくると見たからです。 結局初期陣地に当たって左へ戻ってしまいましたが、幸運にもラッキーな攻撃を出してくれたので速く終わらせられました。



●6面  弓、天文  目標10カウント

 巨大なギザギザです。
 3面に近い感覚ですが、最初は必ず左移動する点が異なります。
 こいつはロックオン攻撃ばかり出してきますが、かなり隙があります。 100%も狙わなくていいし、かなり安定する面です。
 最初の攻撃が始まるまでに四角形の二辺を作り、攻撃後の隙にあとの二辺を囲ってしまえば10カウント以内で クリアできます。遅くても次の攻撃が始まったあたりまでには終わらせましょう。

 なお、ここでサッカーか新体操を選べば100%も充分狙えます。ですが、チアガールを残していない場合は やはりラス面に持っていきたいですからねえ・・・また、ここで失敗して、 8面で100%が狙えるキャラを失ってしまうと致命傷になりかねません。
 以上の条件に問題がなければやってみる価値はありますよ。

 参考動画 (810KB)
 上記の攻略通り、ボス攻撃後の隙に囲みましたが、見返してみると・・・ これは一気に囲んじゃえば攻撃前に済ませられましたねえ。



<ボーナスステージ>



●7面  記者、ウェイトレス  目標4カウント

 細胞核。スパーク(陣地上を這う敵)攻撃か極太レーザーばかり出してきます。 スパーク攻撃の時、ボスから出る電撃状のものは単なる演出なので当たり判定がありません。
 どちらの攻撃も隙が大きいのですが、ボスが最初にザコを3匹も出してしまうので厄介です・・・ が、ならば出させなければ良いだけなので、面スタート直後のパワーアップアイテムを取って弾を当て、 ボスのザコ排出モーションをキャンセルさせてしまいましょう。 この時にボスが近すぎる場合は、アイテムを取るのを一瞬待たないと早過ぎになるので注意。
 あとは、自機に向かってボスが突っ込んできますので、止まったらそのままライン一発で囲ってジ・エンドです。 あっというまに終わる面ですね。
 ボスの運動量が少ないのであんまり遠いとツライ・・・。

 面の最初のアイテムが2個ともスピードアップだとアンラッキーパターンです。確率1/4ですね・・・ この時は仕方ないのでシルエットを囲って攻撃を出しますが、ザコは出てしまうでしょう。 ザコが減らせられれば良しとします。

 参考動画 (555KB)
 上記の攻略通りです。



●8面  陸上、テニス、バレー  目標15カウント 理想10カウント 100%狙い

 5面に近い感じのギザギザ。
 よって5面と同様にして倒します。
 既に100%を4回取っている場合がほとんどだと思いますので、 キャラは余ってるやつなら何でも構いません。
 できるだけ速攻で済ませたいところです。5面や8面は、真の腕の見せ所でしょうね。

 参考動画 (1.09MB)
 ラッキーな配列です。ちょっと2面の時と似てます。しかしこりゃ、どう見てもボス攻撃前の隙に囲んで終わらせられました。 ここまでかなり繋がってるせいで慎重になり過ぎてしまったようです。



●9面  弓、天文  目標25カウント 理想15カウント

 巨大なヘビが登場。
 実に厄介な面です。ヘビ本体の大きさと予測できない動きも困りものですが、 排出されるザコの量がより事態を深刻にしています。ザコが大量に出てしまうと、かなりのタイムロスを覚悟しないといけません。
 助かるのは、攻撃インターバルが比較的長めにあるという点です。

 陣地で画面を1/4に仕切って追い込み、ボスを囲む作戦で行きます。

 面が始まったら、タイミングを合わせてヘビに弾を当て、ザコ排出モーションをキャンセルしてやります。
 次の攻撃までに少なくとも、画面中央に縦の仕切り板を形成しておきたいところです。
 ボスの次の攻撃が来ますが、ザコ排出ではないはずなのでやり過ごします。
 その次の攻撃はまず間違いなくザコ排出のはずです。ここでボスを囲めなければ、また自機の攻撃を当ててキャンセル。 いい加減ここで決着をつけましょう。このボスは弾を当てすぎるとすぐに発狂するので怖い・・・。

 ザコが出てしまったら、自機の攻撃で少しでも数を減らして頑張るしかありません。

 参考動画 (1.26MB)
 ボス攻撃後、左上に誘導し、それから下へ逃げようとするのをなんとか陣地でブロックできました。



<ボーナスステージ>



●10面   記者、ウェイトレス  目標10カウント

 何やら赤いギザギザです。
 こいつは、自機が陣地から出た瞬間、ぴたっと止まって攻撃モードに入ります。 自機が陣地から出ないと攻撃を出しません。

 7面と同じ要領で、面が始まったらすぐパワーアップアイテムを取って自機の攻撃を食らわし、 ザコ排出を止めます。
 すぐ自機に向かってくるので、陣地に接近したところで自機を出して止めてやります。 ボスの攻撃の隙は細胞核に比べると短いので、一気に囲むのはほぼ無理です。 攻撃前の隙に少し囲み、攻撃後の隙でラインを繋げられれば最速となります。

 参考動画 (977KB)
 面スタート時のアイテムが両方スピードアップ。アンラッキーパターンです。 仕方なくシルエットを囲んで攻撃を出しましたが間に合わずザコ排出、1機だけ撃墜。 ザコがうろうろしている割には速く終わったので良しとしましょう。



●11面  双子  目標15カウント

 この面のヘビは、レベル3陣地破壊攻撃しかしてこないという難敵です。
 が、以下の方法が成功すれば素早く終わらせることが可能です。

 要領としては、深さのある陣地ブロックにヘビを突っ込ませ、その途中で自機の攻撃を当てて止め、 蓋をふさいで終了、というものです。

 面がはじまったら、ボスの攻撃が始まるまでにできるだけ陣地を拡大します。 なるべく画面の横半分を占めるようにするのが良いでしょう。 少なくとも1/4程度の広さが欲しい所です。この陣地拡大の最中にボスに攻撃がヒットしまくってしまうかもしれませんが、 気に病む必要はありません。

 背景キャラはシルエットの最も広範な双子なので、フィールド内のどの場所でも同じようにプレイできるはずです。

 ボスがもう突っ込んでくる、という位までやったら、陣地ブロックを挟んでヘビと反対側に自機を置き、 ラインを出して待ちます。ヘビが突っ込んできたら、陣地ブロックの中でヘビが止まるタイミングを計ってラインを閉じ、 シルエット囲いで自機の攻撃を出します。もちろんパワーアップアイテムを利用してもOKです。
 成功したら急いで蓋を閉じに行ってください。ボスの次の攻撃はまたすぐですので・・・。

 タイミングが早すぎるとヘビがあまり陣地に埋まらず、遅すぎると陣地を突破されて穴が2つ空いてしまいます。 こうなるともう・・・

 参考動画 (1.18MB)
 上記の攻略通りです。
 なおS3の9面では、このようにあらかじめ陣地ブロックを形成しておくやり方は困難です。 動画を見て分かる通り、S2では自機攻撃をちょくちょくヘビに当てて時間稼ぎができるのですが、S3ではできませんし、 またスピードが3速しか上がってないケースの多さ、最後の自機攻撃を出す時にS2ではシルエットの6%で良かったのが S3では10%も必要なのでラインを大きく引かねばならない、と時間的に不利な要素が多く間に合わないのです。
 逆にS3の陣地ブロック形成と自機攻撃を同時にやる方法をS2でやることはできます。 そのほうが2、3カウント早く済むので今ならこれでしょう。 ただ上記攻略・動画のやり方のほうが、最後に自機攻撃を出すタイミングがアバウトでよく、 また粘れるのでヘビを深く埋めることができ、安定しやすいとは思います。



●12面  チアガール、サッカー 目標25カウント

 細胞核とギザギザの2個が同時に出ます。
 やはり最終面、本当の意味での最難関です。

 この面が早く終わらせられるかどうかはやや運に左右されるものがあります。 ラッキーなのは、初期陣地が中央に縦長に出て、かつ両ボスが片側に集まって出てくれた場合です。 こういう時は、大急ぎで最初の縦長を伸ばし、画面半分にまとめてしまいましょう。 あとはそのまま大きな四角を作って囲んで行くだけです。

 ラッキーでない場合、この最初の画面半分にまとめる、という段階でひと苦労させられる場合が多く、 今までの苦労が水の泡になりやすいのです。腕の見せ所だと思って頑張るしかありません。 その場の的確な判断で、場合によっては横長の空間にまとめたり、 あるいは片方のボスを先に囲って倒してしまうのもアリでしょう。

 特にこの面はボスの攻撃が激しいため、死にやすいのも難しい点です。一度死んでしまうとフォローは困難です。

 参考動画 ・・・はカット。失敗してて恥ずかしいので。




結果

 以上のプレイが全て目標タイムでいくと合計167カウント。これをそのまま時間にすると2分47秒、 ただし「基礎知識」で触れたように現実の時間はもう少し長いので、3分10秒強くらいになるはずです。 しかし1、2面や5、8面などはもっと早いタイムも出せるため、もう少し頑張ることもできます。
 それに実際のプレイでは、目標タイムを割ってしまう面がある一方、 やたら早くクリアできてしまった面があったりするのが普通ですね。

 ここにUPした動画は以前にビデオ撮りした時のものですが、
 1面・7(100%)、2面・11(100%)、3面・8(100%)、4面・14(100%)、
 5面・7、6面・9、7面・4、8面・14、9面・16、10面・10、11面・15カウント、
 という驚異的なペースを記録しています。
 これでも8面は勇気があればあと3、4カウントは縮められたし、10面も運悪く最初にパワーアップアイテムが 出なかったせいで3、4カウント損はしているのですが、それにしたって我ながら凄いペースです。
 しかしながら、最後の最後、12面で大失敗し、38カウントもかかってしまい、 合計153カウントでタイムは2分52秒08でした。あーあ。づがん。
 もし12面が目標値通り25カウントでクリアできていれば、合計140カウント、2分30秒台が出せてました。 更に、上記のような損が全て無く、12面を20カウントで行けたら2分30秒きっかりくらいまで出せそうです。
 この辺が私の理論値というわけです。

 現在の最終全一は、私自身の2分45秒71となっています。まだまだ縮められるわけなのですが、 う〜む・・・現実にはかなりツライですよ・・・もう運次第ですね。
 (2002年7月27日、2分31秒18まで縮めました。)


 あ〜、あともう一つ、S2の次のシリーズ作品「パニックストリート」ですが、
 何故か誰もやってません。
 いやーなんで誰もやらないんでしょうね? え? 私? 私ですか?  いやー、ROMがたったの3千円だったので念のため買ってみたんですけど、 やっぱ、そのー、あのー、言いにくいんですけど、
  つまんない のでちょっと・・・
 とにかくもう、S2に輪をかけて難しい! んですよ。 しかもその難しさってのが、いまいち納得のいかない難しさなんですね。 たとえ難しくても、プレイヤーの技量で切り開いていけるんなら面白いんですけど・・・。
 ボスを閉じ込めてもなかなか小さくならない、すぐ高速で暴れ回る、 そしてパニスト特有の「カド判定」のせいで動きの予測がつかない。 などの理由により、ボスが動いてる間はとてもラインを出す気になれません。 じっと待ってるしかなくて、技量を反映させる余地がないんです。これでは面白くないっすよね・・・
 シルエットも似たようなパターンばかりでメリハリがなく、しかもフィールド全体を覆うような難しいのばかり。
 自機のスピードも遅くて、ボスを一気に囲うスリルが味わえない。
 そのくせエクステンドがない。
 ひいこら言いながらやっとの思いで12面オールクリアを果たしましたが、時間は17分もかかってしまいました。 ネーム入れできるぎりぎりの線。このゲーム、オール100%でクリアした人いないんじゃないかな・・・出回り悪かったし。

 誰もスコア申請してないんで、たぶんALLクリアしただけで全一取れるんじゃないかと思いますが・・・ 申請さえあればきっと集計してくれるんじゃないかな・・・ 私はなんか恥ずかしくて申請する気になりません(笑)