チェンジエアブレードの未完 対戦講座 トップページ こんなの読む人や役に立つ人がいるかどうか、はなはだ怪しいわけですが。 でもせっかく覚えた事を忘れるのももったいないので、自分用のメモとしてでも残しておきます。 文中での各機体の名称は1P側で統一しておきました。 今にして思うと、もっと戦術的に突き詰められる部分も残ってるかなーとは思います。 たとえば、前衛フルオートショットで後衛を削りに行くのは有効かも、とか(猛御雷などで)。 パワー強化が防御力まで上げてくれるなんて事も、今回ちゃんと調べるまで知らなかったし。 |
全般 ●パワーアップ 4段階パワーアップ。小さなPアイテムを1個取ると1段上がり、 次は2個取るとまた1段上がり、その次は4個取るとまた1段上がる。 大きなPアイテムは取れば1段階上がる。 なので、小Pと大Pが出たら、 小Pから取ったほうが得をするわけ。実際あんまりそういう場面はないが・・・。 ●強化タイプ 戦闘開始前に、ABCボタンで自機の強化タイプを選択できる。 A: ノーマル 実はこれがいちばんかもしれない。 B: スピード強化 引き換えにショット攻撃力が落ち、防御力も少しだけ下がる。 C: パワー強化 ショットが1段階上にズラされ、防御力も上がる。代わりにスピードが遅くなる。 ABC同時押し: ハンデ用? 防御力はスピード強化以下、スピードはノーマル以下だがパワー強化よりマシ。 ●パワー強化のメリット パワー強化はショットの威力そのものが上がるのではなく、 パワーアップが最初から2段階目で始まるというもの。したがってパワーアップしていけば、 パワー強化にだけ存在する5段階目にまで上がるということだ。 前衛時はショットだけでなく通常弾もパワーアップによって強化されるので、 これもパワー強化だけ5段階目まで上がる。 通常弾ってのはAボタンでショットといっしょに出せる弾のこと。 この5段階目の前衛通常弾が強い機体なら、それ目的でパワー強化にしてもいい。 つまりガレリア、猛御雷、ストーンゴーレムあたり。鐘馗とシルフは微妙。 また、猛御雷、ストーンゴーレム、シルフの場合、 パワー強化ならPを1個取るだけで後衛ショットが3wayになる。これは大きいかもしれない。 ●パワー強化のデメリット しかしこの5段階目というのが曲者だったりもする。前衛時の通常弾が、 むしろ4段階目より弱くなってしまう機体があるのだ。 ブラスター、アルファブレード、シグマランサーあたりがそれに当たる。 これらの機体でパワー強化を選択するのは避けたほうが良いと思う。 ●スピード 自機の移動スピードは重要である。 横移動して逃げる相手に追いつければ、それだけダメージを与える機会が増えるからだ。 ショットは、格闘ゲームで言う所のコンボ補正がかなりキツく、 連続でショットを当て続けるとすぐに威力が落ちてしまう。 しかしすれ違いざまに当てた最初の1、2撃の威力は高い。 この事からも、スピードの速い側が有利な事が伺えるだろう。 また、強力な攻撃性ボムから逃げる際にも足の速さは役に立つ。これが馬鹿にできない。 強化タイプを選ぶ際は、相手機体とのスピード差をよく考えていこう。 ●ロックオンとパーサー 両アイテム合わせて3個までストックでき、それよりも多く取ると古いものから捨てられていく。 あんまり貯めても仕方ないのでどんどん使っていこう。 ただ、同じアイテムでも前衛時と後衛時とで具体的に出るものが異なる以上、 「後衛時に強いパーサーだから、前衛で取っても使わずに持っておこう」というのはある。 ●ロックオン無効化 ショットを連打かフルオートに切り替えた時、自機の周囲に青いバリアのようなエフェクトが出る。 これは敵弾に対する防御力はないが、ロックオン衝撃波を防ぐという特殊効果を持っている。 「ツーーーッ」という音を聞いたら反射的にボタンを押しつけるようになろう。 ●インタラプト 取った側が先に動けるようになる。取れなかった側は、一瞬身動きできない時間がある。 このため、「後衛が弱い機体だからずっと前衛にいたいなー」なんて思っていても、 相手に取られるくらいなら自分で取ってしまったほうがマシだ。 相手が取れそうになければ見逃せばいいが。 このアイテムの出現法則がいまいち不明なのがこのゲームの難点。 あるいは出現後すぐに落ちていかず、前衛側・後衛側を行き来したりとか、 とても取りにくい軌道でしばらく滞在するとかすれば面白かったのではないかと思う。 ●前衛スタート? 後衛スタート? 1本目と3本目は、乱入側が前衛でスタートする。 したがって、前衛が強い機体は乱入に向き、後衛が強い機体は勝ち抜きに向いている。 ●ボタン入力が効いてないような時が・・・ 確かにボムったはずなのに出なかった。アルファブレードで必殺の一撃を出したはずが、出なかった。 ボタンが効かない。これは気のせいでもないし、たぶんボタンの故障でもないだろう。 実はこのゲーム、2個以上のボタン同時押しを受け付けないのだ。 ボムが出なかったのは、ショットを連打しながらボムを撃とうとした時だろう。 そういう時には、たまたま同時押しになってしまう可能性がある。原因はこれである。 もちろんショット押しっぱなし状態からBやCを押すのはOKだ。あとボス強制離脱コマンドは例外。 慣れるまでもどかしいと思うが、これはこのゲームを楽しむ上で避けて通れない部分である。 とは言え、バグ・・・だよなあ。 |
前衛 ●基本 ショットが後衛時よりガクンと弱くなるので、ショットの撃ち合いは不利。 前衛のショットから一生懸命逃げ続けることになる。 追いつかれたり、画面端に追い込まれたら、バレットを出して盾にするなどして切り返す。 読み合いやフェイントが重要。 ●ゲージ 時間で少しずつ増えていく。 Bアイテムを取るとゲージが増える。どんどん取るべし。 ●上・中・下段 前衛のあらゆる攻撃は、上・中・下段によって変化する。ボス化しても同様である。 同じ攻撃でも、基本的には上の段ほど強いものが出るようになっている。 ●後衛にアイテム取らすな! 序盤から中盤にかけて重要な指針になるのが、アイテムを回収しまくり、後衛に決して渡さない という事である。特にPアイテムは最優先で取る。後衛ショットをかわすよりも優先すべき課題だ。 うまく落とさずに回収するためには、自機を中段〜下段にまで降ろす必要がある。 攻撃は弱まってしまうが仕方ない。 ただあんまり低いトコにいると、後衛はショットを狙って当てやすくなるので注意すること。 そうやって相手を育てさせず、自分だけ圧倒的にパワーアップして、 然るべき後に上段メインの強力な攻撃を仕掛けていく、というのが理想的パターンだ。 ●攻撃性ボムを撃たれたら 必死のフェイントで回避機動を取るしかない。 前衛スタート時はゲージがレベル2で始まる。 Bアイテムを数個回収できれば、なんとかレベル3まで貯められるかもしれない。 それならボムられた瞬間にボス化して切り抜けられる。 もうひとつの手段として、特に松丸親子が相手で、自分が低〜中速機体でどうしようもなければ、 いっそこっちから食らっていく手もある。 ボムの光線の中で自機を下へ降ろしていくのだ。 こうすると自機から放出されるアイテムをそのまま自分で回収できる。 相手にアイテムを降らせるよりマシだし、アイテム無敵によるダメージ軽減もある。 Bアイテムが多ければ途中でボス化して逃げることも可能だ。 まさに骨を切らせて肉を断つ戦法である。ただ食らうよりかはマシだろう。 ●ボス化 ボス攻撃に決定打と呼べるものがあるなら、ゲージは全てボスに回すという戦法でかまわない。 まずアルファブレード、そしてシルフもその戦法でいい。 相手の大ボムを使われるより先にボスになってボムを消費させる、というのもアリだ。 ボスがそこまで強くもない、あるいははっきり使えねえヤツである場合のボス化のメリットとは、 前述したように攻撃性ボムを使わせてから無効化する時くらいだ。 あるいは耐久力を生かしたタイムオーバー狙いなんてのもある。 ロックオンは、掛けてからマークが消えるまでの時間ならボス化しても残るので、 ロックオン>ボスと繋げれば、弱いボスでもいい攻撃を出せる。 自分のパーサー(ザコ呼び出し)も無効化されてしまうので、思わず敵を助けてしまわないように。 ●ボス複合攻撃 ボスになると、ABCの各ボタンでそれぞれの攻撃ができる。 その中には、特定の組み合わせで、2種の攻撃が同時に出せるものもある。 やり方は、2個のボタンを交互に連打するのが確実なやり方のようだ。 どうも最初に押す側のボタンが決まっているものもあるようなので、 以下、B>Aと書いてあればBから先に交互連打せよという意味としておく (逆順でも出ないこともなかったりするんだけど、その順の方が出やすい、というのもある)。 単にBAとあれば、どちらからでもOKだ。 ●ボス強制離脱 ボス化している時にABC同時押しで強制離脱となる。 撃破された場合と異なり、アイテムを降らせずに済むし、ゲージも温存できる。 やられそうになったらなるべく自分から離脱するようにしよう。 とは言え、コマンドが妙に入りにくいのでうまくいかないものだが。 それと、強制離脱した後、自機がしばらく動かなくなる現象もよく起きる。 条件不明。まあこれくらいの引き換え要素はあって然るべきとも思うけど。 後衛 ●基本 ショットパワーが前衛に比べて強いので、逃げる前衛を追いかけるという展開になる。 相手のショットはあまり気にせず、積極的に撃っていくこと。 ただしあんまり調子くれて食らっていると「故障」する場合も・・・。 スピードが重要であり、あまりフルオートを使う機会はない。対ボス戦で使うくらい。 ●ボム バトルガレッガに近いシステム。 小Bアイテムで少しずつ貯めていき、16個で大ボム1個分に変換される。 ガレッガと違うのは、小Bを使った時、その個数が威力に関係ない点。 何個持っていても、共通で「ただバリアを張るだけ」にしかならない。 ●カスボムで生き残れ! 小ボムは常に「ただバリアを張るだけ」にしかならない。 しかし対戦においては、この「カスボム」こそが命綱となる。16個貯めるなんて絶対無理! 小Bアイテムはどんどん出るので、カスボムをバンバン使っていくのが後衛の正しい戦い方。 逆に言えば、カスボムが尽きた時が危険タイムである。 このバリアは弾消し効果を持つが、自機が無敵になるわけではないので注意。 御子柴前衛ボスのバーナーを抜けたりはできないのだ。 ●さっさと大ボムで削れ! 後衛に回ると大ボムが1発補給される。 強力なボムを持った機体は、すぐに攻撃に使ってしまおう。 ブラスター・アルファブレード・猛御雷・鐘馗・ストーンゴーレムが、 こういう攻撃性ボムを持っている機体。中でもブラスターと松丸親子は強烈である。 またこれら以外の機体でも、大ボムを使って、ガードの中からショットで攻撃を加えることはできる。 ●大ボムは温存しちゃダメなの? 強力なボス攻撃を持つ機体を相手にする時には、攻撃性ボムをボスにぶつけるために取っておく という考え方もある。しかしこれは、相手からすれば、 「ボス化でボムを使わせ、ダメージを食らわずに済んだ」ということでもある。 特にガッカリなのは、ボムを使う前にインタラプトアイテムが出てしまった場合だ。 こうなると単に、ボムで与えたはずのダメージ分を損するだけだ。 ボスはなんとか凌げるかもしれないのだし、やはり攻撃性ボムはさっさと使ってしまうに限る・・・と思う。 アルファブレードが前衛で、後衛の自分がシルフか猛御雷なら、ボス潰し用に取っておくべきかも。 各機体攻略 ●ブラスター 火力・スピード・防御とバランスの取れた、いわゆる主役キャラっぽい機体。 ならば決め手に欠けるかと言うとそうでもない。何と言ってもボム、これに尽きる。凶悪極まりない。 前衛はまあフツウなので、後衛が強い機体ということになる。 しかし後衛にいるからと言ってインタラプトを見逃したほうがいいとも限らない。 いったん前衛に上がり、また後衛に降りてボム・・・の繰り返しでも勝ててしまうからだ。 上下をぐるぐる回れば回るほど有利という、困った奴である。 パワー強化はやっちゃいけないタイプ。オススメはノーマル。 前衛
後衛 開幕ボム。後衛に来たらまたボム。これで一気に相手のHPを奪ってしまおう。 最上段まで行き、逃げ惑う敵にぶっ放せ。相手は4本の火線の間隙で凌ごうとするだろうから、 そこをショットで撃ち込む。パーサーも付ければなお良い。 基本性能が高く、積極的に戦っていける。 相手にしたら 後衛ボムを使われた時、いかにダメージを抑えられるか。これにかかってくる。 画面最上段で4本スジの中央間隙に入り込み、バレットなど出して凌ぐのが最も安定だが、 それなりの損害は覚悟しなくてはならない。 最下段でまるごと避けてしまえば理想的だ。オメガアローなどの高速機体ならこっちの方法でイケる。 しかし低〜中速機体では逆に、根元で食らわされる最悪の事態に陥りかねない。こうなると目も当てられない。 ●ガレリア 基本性能的には、ブラスターより一層後衛寄りの強さになっている。 スピードのわりにショット幅が広く、下からガリガリ削っていく後衛の愉しみを満喫できる機体だ。 その代わりボムが攻撃性でないなど、全般に決定打に欠けるきらいはある。前衛もやや弱めである。 そのやや貧相な前衛攻撃群の中にあって頼りになるのが、フルオート通常弾だ。 これを強化するためにパワー強化を選ぶのもいい。というわけでおすすめはパワー強化か、ノーマル。 パワー強化でのスピードダウンはせっかくの後衛の強さをスポイルしてしまうが、 かと言ってノーマルでは前衛が頼りないし・・・痛し痒しといったところ。迷う。 前衛
後衛 ショットとパーサーで削っていく。ある意味、最もこのゲームシステムの後衛らしい後衛の姿だ。 ボムらされたら忘れずショットで撃ち込みに行くこと。 相手にしたら 全体にプレーンな性能なので、特に何かを警戒するという点はない。 ただ後衛パーサーは注意。自分が前衛の時は、渡さないつもりで取っていくこと。 もし使われたらなるべく4wayの隙間に入るようにする。 前衛はさほど強くないので、そこで死なないように。 ●アルファブレード 人気ナンバーワン機体であろう。デモなどを見ていても、こっちが真の主役キャラかという扱いだ。 その人気の秘密は後衛パーサーにある。あの居合い斬りを思わせる一刀両断の魅力、 あれは他に代えがたいものだ。 ところが実は、前衛ボスがひどい強さを持っているため、 ちょっと選択をためらわせるほどの極悪機体となってしまった。 オススメはノーマル。5段階目の前衛通常弾が弱くなるというのもあるが、 どうせボスしか使わなければ同じことではある。 ただ、後衛時のスピードを保ってパーサーを当てやすくするのが大事と思うので。 前衛
後衛 パーサーを取ったらなんとかしてフィールド最上段まで行き、斬り付ける。 最上段まで行けば、前衛最上段まで届くのだ。 大ボムの出ている時間が長いので、このあいだはかなり接近するチャンス。 もちろんカスボムのバリアも有効に使っていける。 他のチャンスとしては、インタラプトを取った直後。 動けないままの無防備な相手をズバッといく。 もうひとつ、ボスを破壊寸前にして、そのままボスごと斬ってしまうという荒技もある。 この機体はフルオートでもスピードがあまり落ちないという特性があるが、やっぱりあまり使う機会はない。 相手にしたら 前衛ボスはもうどうしようもないので、通常時にどこまでダメージを与えられるかに賭けるしかない。 ただ、猛御雷かシルフなら、ボムによるボス瞬殺が狙える。 後衛のパーサーは恐ろしい。もし取られたら、フェイントでかわす。 相手が前衛でパーサーを持ち、インタラプトを取りそうになったら、 できるだけ左右の距離を開けるように移動しておく。 ●オメガアロー 悪魔的造形がカッコイイ、いわゆるスピードキャラ。 しかし後衛時には低ショットパワー・低防御力の二重苦に苛まれる機体である。まさに紙のような装甲でしかない。 前衛相手にショットの撃ち合いでよく負けるという、珍しい機体なのだ。 いかんせんこれでは何ともしがたい。 代わりに前衛はすこぶる強いのだが・・・。 後衛時はインタラプトの出現に賭けるしかないのかもしれない。 5段階目の前衛通常弾が弱くなるので、オススメはノーマル。それか、前衛が弱くなるのは覚悟の上で、 ショットと防御力をパワー強化で補うか? 前衛
後衛 他の機体と同じつもりで戦っていたら、たいていの相手には撃ち負けてしまう。 かなり逃げ腰で、前衛ショットに細心の注意を払っていこう。 スピードを生かした差し合いで少しずつ相手のHPを削り、タイムオーバー勝ちに持ち込めば最高だ。 後衛だけで時間内に撃破するのはほとんど無理。 猛御雷などを相手にする時は、相手のショットをカスボムで防ぎながら撃ち込む、 なんてことまでしないと勝ち目はないぞ。 パーサーはアルファブレードと違い、画面最上段まで届かないので普通は狙えない。 相手にしたら 後衛に回した時は、いつもより自分からショットを当てていくことを考えよう。 あんまりいい加減ではさすがに自分が削り負けるので、やり過ぎないように。 それにインタラプトを吐き出してしまったら元も子もないので。 前衛は手強い。あまり撃ち込みにいくことは考えず、弾避けに専念すべし。 弾速が全体に速めなので、集中してないとすぐ当たってしまう。 ボスの弾幕>バーナー連携攻撃は、バーナーの兆し(ロケットの噴射炎が一瞬消える)が見えたら、 カスボムで弾幕を消しながら横に逃げる、というやり方でかわせる。 ●猛御雷 複葉機のような見た目通り、スピードは最も遅い。正統派パワーキャラである。 後衛にいる限り最強だが、前衛に回されるといきなり最弱となる、落差の激しい機体でもある。 読みは1Pが「タケミカヅチ」、 2Pが「アラミカヅチ」という説が有力。 オススメ強化タイプが難しい。まず低速をスピード強化で補うことを考えるだろうが、 この機体は後衛ショットが広角に広がるため、当てに行くためのスピードという考え方はあまり必要でないのだ。 スピードは避けやすさのためにしかならない。それに不思議なことに、 あの極端に遅いパワー強化であっても、やってみると意外と避けられたりするものなのだ。 パワー強化であれば、スタートしてからPアイテムを1個取っただけで3wayになるし、 クソ弱い前衛を5段階目の通常弾で補えるようになる。 でもやっぱりいくらなんでも遅すぎるか・・・それじゃあノーマルか? 相手機体にもよるだろうが、一概にパワー強化がダメと言い切れないものがあって難しい。 前衛
後衛 パワーアップして4wayにまでなってしまえば、もう敵無しの強さだ。 自機が少々遅かろうが関係ない。パーサー、ロックオンもまずまずの攻撃力。 そしてあの攻撃性ボムの信頼性。相手からすれば「卑怯!」と言いたくなるほどだ。 ブラスターと比べ、当てやすさや安定感に優れている。アルファブレードのボスも瞬殺できる。 相手にしたら 後衛をパワーアップさせると終わるので、Pアイテムは落とさず拾っていくこと。 攻撃性ボムは、高速機体ならフェイントで抜ける。低速機体なら、「攻撃性ボムを撃たれたら」で 説明した、わざと食らう戦法も使っていく。 前衛相手の時は、普通に戦っていれば勝てる。 ●鐘馗 「ショウキ」と読むようだ。偽・フライングパンケーキである。 父製作の猛御雷に比べればバランス志向が伺えるが、それでもやはりパワーキャラであるには違いない。 そして猛御雷が後衛重視だったのに比べ、こちらは前衛重視の性能となっており、 その吐き出す攻撃はまさに弾幕系のそれ。大量の低速弾で画面を埋め尽くし、圧倒せよ。 オススメは、ノーマルとしておく。パワー強化5段階目の前衛通常弾は、上段が強くなり下段は弱くなる。 上段弾幕は、バレットと組み合わせればノーマルで十二分だと思うので・・・。 前衛
後衛 ワイドショットは知らないうちに減らしてくれるという程度のものなので、 ちゃんと正面のメインショットを当てに行くように。 攻撃性ボムは猛御雷ほどではないものの、強いことに変わりはない。 中央がスキマになっているのを忘れず、意識して当てること。 相手にしたら 前衛の弾幕は集中してかわしていく。カスボムの切れ目が命の切れ目だ。 レベル2バレットはヤバイので、優先して壊しにいくこと。 画面端で出されたならスクロールアウトでも消せる。 前衛ボスの下段複合攻撃は、画面端からレバー入れっぱなしで横移動していけばかわしやすい。 後衛の攻撃性ボムは、真ん中がスキマになっているため、 直撃されても左右にふっているだけでダメージを多少軽減できる。 ●ストーンゴーレム 本作には元NMKの開発者が関わっているらしいが、そのことを如実に知らしめてくれるのがこの機体。 偽・サンダードラゴンである。そして8機中最弱? と目されているのだが・・・。 前衛は強い方に入る。しかしとにかく後衛が激ヨワに過ぎる。 あの使えそうで使えない広角3wayショット。実質攻撃力はオメガ以下という気分だ。 防御力はそこそこあるはずなのに、とてもそうは感じられない。 オススメ強化タイプは、ノーマルと言うことで。 ボスが信用できないと思うなら、パワー強化で前衛フルパワーに全てを預けるか。 前衛
後衛 とても苦しい。正面のショットが狭く、連射力も低く、ちっとも当てられないのだ。 基本的にはオメガアローと同様に、じっくり粘って頑張るしかない。 3wayの斜めショットは相手が警戒していればそうそう上手くは当てられないが、 あんなのでも無理矢理使っていかないと仕方がない。 更にもうひとつ、自機の当たり判定が見た目通り上のほうにあるのもやりにくい理由だ。 ボムは攻撃性があるが、狙って当てるというものでもないので、 苦しくなった時に自然に撃ってしまうくらいでもいい。 ボムの弾消し判定は、見た目よりかなり下からしか発生してないのでその点に注意。 パーサーはいちおう敵機への攻撃判定もあるが、あまり前に飛ばないので防御専用と思っていい。 強いと思えるのはロックオンだけだ。 こうなったらいっそ、パワーアップしない作戦も考えてみなくてはいけないかもしれない。 正面ショットだけを見れば、3wayになる前のショットのほうがずっと強いからだ。 前衛はボスオンリーでいくとすれば、もしかしたらイケるかも・・・? 相手にしたら 後衛相手なら楽勝。問題は前衛。ロックオンや中段パーサーへの警戒を怠らないように。 ボスは、自機がパワーアップしていれば、カスボム1回使うだけの時間内に撃破できる公算が高い。 ボムは中央の大球・左右の小球とも同威力。大球と小球のあいだに隙間があるので、 なるべく狙って抜けよう。 ●シルフ なんとなく地味な雰囲気があるが、隠れた実力機である。 前衛は単純にボスを出してれば勝てるし、後衛は狭角3wayショットで攻め立てられる。 そして唯一、アルファブレードに対して互角かそれ以上に戦える機体なのだ。 前衛
後衛 狭角3wayショットがとても使いやすい。 前衛ショットから少しズラした位置で一方的に撃ち込めるし、 バレットジェネレータをどんどん壊してくれるので大助かりだ。 フルオートにすると幅が広がるので、相手は隙間に入ろうとする。 そこをまた連打に戻して食らわすなどして、揺さぶりをかけていこう。 ボムは威力は凄いが、最上段まで届かないので攻撃的には使えない。 爆発までの時間がかかる点にも留意。 しかしこのボムは、アルファブレードのボスが下段に来た時に瞬殺することができる。 アルファブレード・キラーとしての地位はこのボムの賜物なのだ。 猛御雷じゃ前衛で勝てないから、やはりこの役が務まるのはコイツしかいない。 パーサーは一応敵機にも当てられるが、狙うようなものでもない。 ロックオンはストーンゴーレムに比べると弱く、前衛向き。 相手にしたら 厄介な相手だ。前衛ボスの下段複合攻撃は、根性とカスボムで生き残りを図るしかない。 大ボムをぶつけていってもいいかもしれない。 前衛中段レベル1は即撃墜に行くこと。または体当たりで消す。 ちょっと怖いが、実はバレットジェネレータは体当たりで消せるのだ。 HP消費はほんの僅かなので、自機の火力が低いなら体当たりメインで消していってもいい。 後衛は手ごわい。3way弾の外へ、大きく避けていきたい。 スピード比較表 Sはスピード強化、Nはノーマル、Hはハンデ用、Pはパワー強化を示します。
同じ段なら同じスピードです。 猛御雷のハンデ用とパワー強化のギャップは2段差としました。比較対象が無いためはっきりしません。 全体の傾向として、スピード強化にしてもさほどスピードが上がらないのに比べ、 パワー強化は大きく落とされるようになっています。 見た通り、スピード強化にしてもパワー強化にしても、 スピードの上昇下降具合は各機体によってバラバラです。 ブラスターはパワー強化でガクンと遅くなり、猛御雷はやたら上下が激しくなっています。 防御力比較表 防御力とショット攻撃力の測定方法は、撃つ側がパワーアップ1段階目を保ちながら、 ショットボタン1回押しで出る1セット(4発)を食らわせるのを繰り返し、 相手を破壊するまでかかったセット数で調べました。 ところが空中から出現するアイテムにショットを止められたりするために、 どうしても厳密にいかないのです。やるたびに少しずつ違う回数になってしまいます。 なるべく正確と思われるものを採用しましたが、 同数値としたものも、実は僅かに違っていたりするかもしれません。 下表の数値は、後衛オメガアロー(ノーマル)を用い、前衛各機体(ノーマル) を破壊するまでにかかったショットセット回数です。多いほど防御力が高いということになります。
スピードと防御力がほぼ反比例していることが分かると思います。 中でも、猛御雷と鐘馗がズバ抜けて高くなっています。 オメガアローはもっとずっと柔らかいイメージがあったのですが、 ショットパワーの無さゆえの感覚なのかもしれません。 強化タイプによる変動は、機体ごとに少しずつ違うかもしれませんが、 測定誤差に紛れてしまって判然としません。 変動の程度としては、ノーマルのブラスターが32であるのに対し、パワー強化で34、 スピード強化で28、ハンデ用で26、といった結果が参考になるかと思います。 ショット攻撃力比較表 測定方法は防御力と同じです。 下表の数値は、前衛ブラスター(ノーマル)を後衛各機体(ノーマル)で撃ち込み、 破壊までにかかったショットセット回数です。少ないほどショット攻撃力が高いということになります。
この順位はおかしいと思われるでしょうが、あくまで上記のような調べ方をしただけだとこうなります。 実戦での削り能力は、ショットの幅、スピード、連射力、パワーアップの仕方が大きく関係してきます。 中でも特にストーンゴーレムの2位が奇妙ですが、そもそも連射力が低い上、 パワーアップして3wayになると1発あたりの威力が下がってしまいます。 3段階目での正面ショットの威力は23でした。 これでは実質、猛御雷の1段階目で戦っているのと同じようなものです。 また、スピード強化を選んだ際の落差が、 機体ごとに微妙に違っているような感もあったことを付け加えておきます。 測定結果が誤差とまぎわらしい程に微妙なので記しませんでしたが、たとえばノーマルで同じ24でも、 猛御雷は27までしか落ちないのに対し、ガレリアは29にまで落ちてしまいました。 それにしてもオメガの弱さが際立っています。スピード強化にした日にゃ、40ですよ、40。 前衛時の攻撃力は全機体共通のようです。ただし強化タイプの影響は受けます。 後衛オメガ(ノーマル)を前衛から攻撃すると、ノーマルならだいたい16セットでゲージ1本を奪えます。 スピード強化なら18セット必要になり、パワー強化なら15セットで済む、といった程度です。 参考用ムービー ガレリア 対 鐘馗 (WMV9、13.7MB) そんなに良い例でもないのですが、いちおう。 アルファブレードで、動けぬ敵を斬る (WMV9、435KB) インタラプトを取り、まだ動けない相手に対してパーサー2発。一瞬で即死です。 |