木曽岬干拓地 2007年11月23日

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人に望まれ、人に造られ、人に捨てられ。

木曽川の河口の東側にあるこの干拓地。面積は約444ヘクタール。 しかし本来の目的である農業需要の低迷や、県境問題などにより、 長年ずーっと放置されてました。県境問題も解決したはずなのですが。
現在はまるでサバンナのような、低木と草原の荒野と化しています。
2007年の冬、久しぶりに中を覗いてみると、意外にも(?)工事が進んでいるようです。 ここの下のほうに土地利用計画の図案がありますが、いつかこんな感じになるのでしょうか。

ALPSLAB route


mapionの地図

Wikipediaの木曽岬干拓地の項目

おまけ、おもに隣の鍋田干拓の車載動画(10月14日)。




鍋田干拓の入り口のゲート。

 
そのすぐの地点で、かつての堤防を上ると木曽岬干拓への侵入経路が。


脇が甘いぜチャンプ。


青い空、白い柵。


侵入後、右手に鍋田港。この鍋田港というのが正式名称なのか知らん。

 
木曽川までの水路。


ぎゅいーん。ここらへんが愛知県弥富市と三重県木曽岬町の県境らしい。

 

内部では意外と工事が進んでいるようです。


はるか18kmほども北西にある、名古屋駅のJRセントラルタワーズとミッドランドスクエア。 グレー色のミッドランドスクエアの右下に見えているのが、鍋田干拓の入り口のゲート。 そこまでは500mほどしか離れていない。この写真では距離感が分からんなー。


木曽岬町元禄輪中から見た緑風橋。


木曽岬干拓の内から見るとこう。


そこで南にふり返り干拓地を見るの図。 以前と違って、歩いて入っていくと工事の人に怒られそう・・・。やめとくか。

 
かっこいいひび割れ。いま、「ひび」を変換したら皹ってのと罅ってのが出た。


こいつ、俺より生きるの頑張ってるな。


干拓地の北西端付近。何がどう1.2kなのか?


堤防と干拓地内部とは、きちゃない水路で分け隔てられている。

 
セイタカアワダチソウも枯れかけ。

 
西岸は木曽川。


こんな地の果ての雑草にまで番号がふられる現代社会に絶望したりしなかったり。


伊勢湾岸道、サバンナを跨ぐ。なんつーかこう、安易な文明批判をしたくなるね!


伊勢湾岸道の木曽川を渡る橋「名港トウィンクル」。逆行は勝利だって鳥坂先輩がゆってました。


マ〜ク〜ロス! マ〜ク〜ロス!

 
この橋のたもとの一角だけ、なぜか桑名市だったりする。人間世界ってややこしいやね。


伊勢湾に停泊中の大型船。


堤防を歩いていると突然、ガンの群れが一斉にエクソダス! ごっめーん、そんなつもりじゃなかったんだよー。


彼らが去った後。うひゃー、フンで真っ白・・・


堤防は草ぼーぼー。


左向けー左! 対岸の長島スパーランド。


内部と堤防を連絡する道路。


地の果てのこの建物はいったい? 政府のあやしげな研究施設なのかー!

 
なんだこの階段は!? とにかく入ってみようぜえ。


まあ現実ってそんなもんだよね。


すてきなススキ。


コンクリ? ボコボコにしてやんよ。

 
空中ハウス。ただの水門だけど。これ登らなきゃ男の子じゃないでしょう。


登ってみた。コワイヨー。

 
レゴみたい。

 
夕暮れが近い。急がねば・・・


ここにも頑張ってる植物。

 
いつのまにかマイナスになってた。


消波提は好きですか? はい!


干拓地の南西端から東を見たところ。

 
伊勢湾に夕陽が沈む。

 
東の空に月が。


3Dシューティング的な。


ちゃぷんちゃぷん。


ま、待て! 早まるな!


干拓地南東端には砂浜がある。その風紋が描く幻想的風景は、あの伊良子静玄の心さえ溶かしちゃうかもよ?


BGMはアウトランのネームエントリーでキメ。デジカメの夕陽撮影モード使用でやたら赤いいい。

 
テトラポッド好きですか? 大好きです!


長島スパーランドのイルミネーション点灯。あそこは賑やかなんだろうけどこっちは無人の荒野だよ。

 
南東端にも干拓地内部に侵入可能なところがあるが、もう若くないのでこの鉄条網を乗り越える気にはなれない。


崩れ落ちた標識。
ここまで歩いて約6.5km。侵入路に止めた車まで戻るのにまだ4kmちょい・・・。疲れた。